これは家の鍵・・・ではなくてブレスレットのチャームです。 |
ドアには鍵が2つ付いているのですが、片側だけ鍵が回らない!
なんで!?
家主にメールしてみるも、
知人のお葬式に参列していたので、まだ帰れないとのこと。
普段はこの時間には帰宅しているのに、今日に限って…!
Push it hard! と言われても、鍵が回る気配なし…。
近所に住む家主のパパに来てもらって鍵を試してもらいましたが、
やはり開きません…。
私の力が足りないわけではなかった。そりゃそうだ。
Push it hard! の問題ではない。
取り敢えず、パパのお宅にお邪魔して家主の帰宅を待つことに。
家主の娘っ子ちゃんと一緒にマイケル・ジョーダンとバックス・バニーのコラボ映画を観ました。
バスケじゃなくて野球シーンが多いし、
時折はさむアニメのバックス・バニーは宇宙人に襲われてるし…。
なに、この映画…謎すぎる。
午後8時過ぎ、家主がママとともに帰宅。
家主の推察によると、鍵を内側から固定するロックが何かの拍子に降りてしまった模様。
郵便受けの隙間から棒を差し込んでロック解除を試みるも虚しく、事態は変わりません。
娘っ子ちゃんをバスルームの窓から入れようとしますが、
窓は結構高い位置にあり、娘っ子ちゃんが怪我しそうで断念。
やむを得ず、修理屋さんを呼ぶことにしました。
午後9時、家主の車の中で修理屋さんを待つこと30分。
いっそ笑えてくるこの状況。
修理屋さんが来て内側の鍵を解除してくれるのかと思いきや、
壊すしかないね!ということに。
夜の住宅街に響くドリルの音…。
午後10時、鍵を取り外してようやく家に入ることができました。
修理屋さんが鍵を付け直しているので、まだドリルの音は響きます…。
近隣の皆さま、ごめんなさい。
でも、我々のせいではないと思うんです。多分鍵が古いせいなのかと。
午後10時半、新しい鍵を付け直して料金お支払い。
クレジット払いだと手数料で20%取られるというので、現金払いで。
もちろん、修繕費は家主が払ったのですが、
現金の持ち合わせがないので、私の翌月のお家賃を前払いして渡しました。
それはいいんですが、クレジット手数料20%って高すぎません??
そんなこんなで月曜からどっと疲れてしまったのでした。
東京では一度も体験したことのないことが、ロンドンでは起こるもんですね。
さすがに家主も職場では1回あったけど自宅では初めてと言ってました。
職場ではあったんだ…。
でも、この話には続きがあるんです。
2016年7月2日
鍵が開かなくて付け替えたのが月曜日。
で、その週の土曜日、またしても鍵が開きません!!
なんで!?
付け替えたばっかりですよね?
なんで、また私の帰宅時に開かないの?私の開け方が悪いの?
いやいや、普通ですよ!変に強引に開けようとかしてないですよ!
で、またしても家主にメールでヘルプ。
家主は2時間前に開け閉めした時は普通だったわよ??と。
電話し始めた矢先に私のスマホのバッテリーが無くなってしまいましたが、
とりあえず家主に帰ってきもらうことに。
今日は近所のパパ宅にいたらしいので、すぐに駆け付けてくれました。よかった。
(バッテリー切れちゃったと言いたいときはMy battery diedと言うそうです。そう、スマホがお亡くなりになってしまったの…)
さて、また修理屋を呼ぶのかと思いきや、家主は近所の友人たちに電話し始めました。
またしても、なんで!?
しばらく待っていると、若い女性が脚立を担いで登場!
彼女も締め出され経験ありとのことで、
脚立を設置し、バスルームの窓をドライバーで開け始めました!
プロい!窓のネジがどんどん外されていく!
彼女の腕が疲れ始めたようだったので、交代してネジ回しに挑戦しましたが、
錆びまくって硬いネジは思うように開かず、すぐに再交代…。
窓を開けた彼女は、その細身を生かしてするりとバスルームの中へ!
すごい!すごいぜ!エミリー!神がかって見える!
彼女が内側から鍵を開けてくれて、無事に一同帰宅。
彼女は開けた窓のネジを締め直し、去っていきました。
ありがとう!ゴッドハンド・エミリー!
様子を見守っていた同じフロアのトルコ人のお兄さんが
内鍵を解体してみてくれましたが、ネジがイカれてるとのこと。
家主はまたしても電話。
今度は修理屋さんにクレーム。
翌日また来てもらって、内側のロックを外してもらいました。
直すのかと思いきや、内鍵を取り外して終了。
また勝手に締められちゃたまりませんからね。
修理代については結構クレームを言ってましが、最終的に返金してもらえたのかはわからず。
内鍵を取り外して終了したことに爆笑していたら、聞きそびれてしまいました。
でも家主の満足具合から察するに返金してもらえたのでしょう。
これにて一件落着。
なぜなら直したのではなく、外したから。
再発防止は徹底的に。
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