このブログはアイスランド(地の果てテュレ)を愛してやまない日本人コマによる旅行記&滞在記です。
アイスランドのきれいな景色やかわいい街並み、どうでもいい小ネタをご紹介します。
短期滞在の旅行では飽き足らず、ついに2019年から大学留学という形でアイスランドに滞在しています。
その前にイギリスにも住んでいたため、イギリスネタもかなり挟まれてます。

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2016年8月11日木曜日

ケンプトン・パークのアンティーク・マーケットで茶匙を購入

2016年8月9日

I went to Sunbury Antiques Market in Kempton Park.

毎月第二・最終火曜に開催されるケンプトン・パークのアンティーク・マーケットに行ってきました。
正式名称はSunbury Antiques Marketと言うそうです。
http://www.sunburyantiques.com/

銀のゴブレットでワインを飲みたい。
どんなところかな~と思ったら競馬場を貸し切ってのアンティーク・マーケット!
もちろん馬場には入れませんが、その半周を囲むようにお店がずらり。
お昼頃には店じまいしてしまうそうですが、朝の7時頃からお買い物できるそうです。
出勤前とか午前半休とかでもお買い物でできてしまうのやも?

競馬場の観客席の手前にストール。
奥の芝生は馬場です。
トラックで乗り付けて、そのままお店を広げてます。

私は無難に8:30頃到着。
すでに買い物を終えて大きな荷物を抱えて帰る人とすれ違いながらも、
お昼までに3周ぐらいじーっくり見ました。

戦利品はキャディースプーン(茶匙)1つ。
3時間かけてスプーン1つとは物足りないかと思われるかもしれませんが、
とっても優美なスプーンなのです!
すくう部分は貝殻、持ち手は透かし、繋ぎ目は2回ねじられていて何とも繊細。
行く前からキャディースプーンが欲しいと思っていて、
素晴らしい一品を探し当てられたので大満足です。

本日唯一にして無二の戦利品、キャディー・スプーン(茶匙)。£55
買ったキャディー・スプーンが入っていた箱。
キャディー・スプーンを買ったのは銀食器専門のストール。
買う時、隣にいた老夫婦のお客さんから
「何に使うかわかってるの?お茶に使うんだよ?」と訊かれ、
茶匙以外に何があるのか!?と逆に訊きたかった・・・。
郊外のマーケットなので、一眼レフぶら下げている観光客風の人は私ぐらいしかおらず、
英国人でも茶葉ではなくティーバッグ使用が多い昨今、
この子本当にわかってるのかしら?と心配されたみたいです。
ティーバッグでも飲みますが、
ちゃんとフォートナム&メイソンのリーフティーを愛用しておりますのでご安心を。
ちなみに、ティーストレーナー(茶こし)は我慢しきれずWhittardですでに買ってしまいました。
(いつかはアンティークの茶こしも欲しい)

あとは陶器の青いボトルに、コルクではなく木の蓋がつけられたのが、
可愛くて欲しくてたまらなかったのですが、バラ売りはしていないとのことで断念。
1個でも用途に悩むのに5個も何に使えと?

陶器の青いボトル。蓋が木で出来ているところが本当に可愛い。5個セットで£25
最近、好きすぎて危険な古い鍵の類も悩みつつ断念。
可愛い。確かに可愛いが、何の宝箱も空けられない鍵なんて可愛いだけでしかない。

鍵・・・可愛い。もっとデコラティブだったら即買いしていた・・・危ない。
そして指輪やワイングラスやゴブレットやら欲しいものは沢山あるのですが、
ふと気付いてしまいました。
ワタクシ、アンティーク(百年以上年数を経たもの)に関してはずぶの素人ですが、
中世史オタクとして千年以上前の品に詳しかったり、美術館だけは行き過ぎたりして変に目が肥えているんです(笑)
こんなに知ってるんだぜ、と言う意味ではなく、ちょっとしたお金持ちの嗜好品どころではない、
王侯貴族の贅の限りを見まくっているので、理想が高くなりすぎているのです・・・!!
ヴィクトリア朝の指輪ではなく、ヴィクトリア女王の指輪がいいな~とか、
自分は何様なんでしょうか??
そんなわけで特にアクセサリー類にはなかなか手が出せないのでした。
いつかピンとくるものが見つかることを祈って、懲りずにマーケットに出掛けたいと思います。

こちらは雑多に並べられていたのでアンティークではなさそう。
青いに弱い。
ついでに他にも魅力的な品々をば。

魅惑のティースプーン1。透かし模様の把手。
魅惑のティースプーン2。青い装飾の把手。
魅惑のティースプーン3。優美なねじり。
魅惑のティースプーン4。金地にエメラルド・グリーン。
魅惑のティースプーン5。船型の把手。
そんなにスプーンいらないですよ。わかってますよ。でも素敵でした。セットで買いたい。

ナイフに船が見える!
白地に金も素敵だし、金と青の組み合わせも最強。
バスケット持ってピクニックに行きたい。左の布は魚の骨
天使の羽がそこかしこに。
カラフルな椅子たちと可愛い犬たち。
山積みの本たち。
スウェーデンのヴァーサ号の模型。

木の部分の彫刻がなんとも素晴らしい。
イチゴかと思いきや毒キノコ柄のボタン。
豚、豚、羊・・・誰にもらわれていくのかしら?
(それにしてもここは日本人が多かったな~)

Sunbury Antiques Market

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